あたしはいつから夢を見ていたの?
一人ぼっちだと思ってた私の下には柱が立っていて。
今までにないくらい、安定していたのに。

現実がこんな汚いものだなんて、知らなかった。
あまりにも遠くに置き過ぎていて、忘れていた。
思い出したくなかった醜い過去。
どんなにもがいても、鎖となってそれらはあたしを締め付ける。
「忘れるなと」言わんばかりに冷たい足枷が鳴る。
忘れることのないよう、血が滴るくらいに刻み込んで。
狂いながら叫んだ戯言は、"愛"という名の助け。

この傷が癒えるまで私は忘れないだろう。
この傷の数程人を傷付けてきたことを。

でも今はまだ、現実に立ち向かえられるだけの力がない。
どうしてこうなった?
いつからこうなった?
疑問をぶつける相手もなくただ怯えるばかり。
夢ばかりみていて
こんな現実受け入れられるはずがないのに
私はこれから、何処へ行けばいい…?
誰を何を信じてどこまで歩けばいい…?

画面が歪む。
柱が崩れ落ちた今、あたしを支えるものは何もない。
せめて、人と同じように生きてみたかった…。
単なる我侭かもしれないね。

生きれる自信も希望も何もないよ…。
あなたと出会っていなければ引きずる思い出もなかったね…。

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