泣きたい時に涙が出なくなった。
涙が出そうな14階に行った。
死にたい死にたい死にたいって
何度も呟きながら泣いて
手すりから身を乗り出した。

「死んでやるー!!!」

「死ねないくせに」

父の言葉を思い出して、再び涙が溢れた。

友達が、私と知り合う前に9階から飛び降りて
足を骨折しただけで死ねなかったらしくて
「もしも生きていたら…」と怖くなった。

それに迷惑極まりない。

電車への飛び込みなんてとんでもない。

死んでからも「ウザイ」なんて思われるのは嫌。

そう思ったら、死ねなくなった…。

30分くらい経って

一つ、また一つと階段を降りていって

気付いたら自分の家のドアの前。

14階で泣き崩れてる時、君の温もりが欲しかった…。

「馬鹿」とでも「アホ」とでも言われても良かった。

彼に会いに来て欲しかった…。

でもどれも叶わぬ想いだって、知ってしまったから

もう二度と会いたいとは思わない。

ただただ、忘れてしまいたいと願う。

何も信じれなくて
何も受け入れられなくて
何の自信も失くなってしまった私は

誰に 何に どうやって縋って生きていけばいいの…?

普通の人になりたかった。

普通って何?

幸せって何?

愛って何?

信じるって…何?

もう何もわからないよ。

一つだけ願い事が叶うのなら

私という名の存在を

どうかこの世から消してしまってください

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索